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核酸

核酸について

核酸とは、体を造るための設計図の役割をしているのが遺伝子(DNA)であり、この遺伝子の材料となるものです。

人の細胞60兆個すべてに存在し、核酸はまさに生命の基本物質ということができます。

核酸の種類には人間の肝臓で作られるものもありますが、その合成能力は年齢とともに低下していきます。

また、1日に必要な核酸量は、約1.5~2.5gですが、通常の食事だけでは約1gしか摂れず、毎日不足しています。

(例:核酸1.5g=いわし約2.54kg分)

核酸の効果 基礎代謝量を高め、肥満を防ぐ

人が何もしない安静時に消費するエネルギー(基礎代謝量)は、15~18歳の時期を最高に、以後は低下し、40歳からは急激に下がる。

このことは成長ホルモン分泌が低下していくことに符合する。その結果、体脂肪は蓄積する。

この時、核酸に含まれるアルギニンリジンが成長ホルモンの分泌を促し、肥満を抑制する。

 

ダイエット

核酸食に含まれるプロタミンが、膵リパーゼやコレステロールエステラーゼの活性を阻害して、小腸からの中性脂肪エステルコレステロールの吸収を抑制し動脈硬化高脂血症の予防と、ダイエット効果がある。(奥田拓道・愛媛大医学部)

 

肝機能障害患者の臨床

核酸は、肝臓で生合成デノボ合成)されるか

食品中の核酸から再合成(サルベージ合成)する形で補われる。

20歳を過ぎると、肝臓でのデノボ合成機能が衰え始める。

食品からのサルベージ合成による核酸の補給がより一層必要になる。

しかし、食品中の低分子の核酸は、腸内で消化されてしまいサルベージ合成しにくい。

高分子の核酸は最後まで分解されることなく、各細胞に運ばれ、再合成の原料になる。

高分子の核酸・・・・サケ白子・酵母

 

肝機能作用の根拠

免疫力倍増作用

粘膜増強作用

ビフィズス菌の増加

抗酸化作用

核酸のデノボ合成の低下

核酸のサルベージ合成の亢進

アルコール代謝の改善

 

遺伝子栄養学研究所代表 松永政司工学博士

GOT・GPTの低下

正常肝窒素平行の改善

チオアセトアミド作製肝硬変の肝切除後の窒素平行の改善

ガラクトサミン障害の抑制作用

四塩化炭素・チオアセトアミド作製肝硬変の窒素代謝の改善作用

サルベージ合成の促進。

 

SEX・・・・性的能力が高まる

皮膚・・・・
皮膚の若々しさを保つ

細胞を修復

活性酸素ダメージを受けた細胞を修復する

 

離乳期と核酸 明治乳業の栄養科学研究所は、離乳期のネズミの成長に<核酸>が必要なことを実験で確認した。

核酸を食べさせたネズミと食べさせないネズミを比べると、核酸を食べた方が肝臓や脳の細胞の活性が高まることが分かった。

核酸は糖・脂質・タンパク質ビタミンミネラル食物繊維に次ぐ第7の準栄養素として近年注目されている。

研究グループは生後3週の離乳期のネズミを2つのグループに分け、一方にはイノシンリン酸ウリジン1リン酸など5種類の核酸を除いた餌を与え、他方にはこれらに核酸を0.4%加えた餌を食べさせた。

1ヶ月後にネズミの体の各器官を取り出して比較したところ、肝臓や脳のデオキシリボ核酸(DNA)やリボ核酸(RNA)の含有量は核酸をたべた方が高かった。

肝臓ではグリコーゲンの量も増えていた。肝臓や脳の細胞が活性化されていることを示すという。

研究グループの何徳陽莉研究員は「食べた核酸がDNAなどの原料になっているだけでなく、補酵素に使われていたのだろう」と話している。

核酸は酸性の高分子物質で、白子などに多く含まれる。

体内で合成出来るために以前は栄養素として重要視されていなっかったが、最近になって腸内細菌を改善したり、免疫力を高めるなどの報告が相次ぎ、注目されている。離乳期の動物への影響が分かったのは今回が初めて。

 

2009/12/14

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