プラセンタ
“プラセンタ(Placenta)”とは英語で胎盤を意味します。
胎盤は胎児の発育成長に必要不可欠な組織で、胎児への栄養補給のために各種栄養素がこの部位に集中しています。この組織は小さな一個の受精卵を、わずか10ヶ月の間に一人の人間に育て上げる驚異的な働きを持っています。
胎盤は胎児とへその緒(臍帯)で繋がっており、母体と胎児を結び付けています。
母体から胎児への栄養や酸素などは、母体の血液から胎盤を通って胎児の血液に入り、逆に胎児の老廃物は、胎盤を通って母体の血液中に捨てられます。
そして、プラセンタは出産によって、その役割を終了すると体外に排出されます。
プラセンタエキスが非常に有効な成分だということを教えてくれたのは、野生の動物かもしれません。
人間以外のすべての哺乳類動物は出産直後の排出された自分の胎盤を食べてしまいます。
その理由として、出産の匂いを消し天敵から身を守るという説もありますが、それよりも栄養豊富な胎盤を食べることにより、 産後の体力回復や母乳の分泌促進に役立てるという本能的な行動でしょう。
そのため、産後といえども食物の補給に心配のない人間だけがこの習慣がないといわれています。
また、プラセンタエキスの歴史は非常に深く中国では3世紀頃から薬用として利用されていたという記録もあります。
また西欧ではクレオパトラやマリーアントワネットも美容の目的のためプラセンタエキスを使用していたといわれています。
胎盤(プラセンタ)は胎児の発育に欠かせない臓器組織です。 胎盤により0.1mmほどの一つの受精卵がわずか10ヶ月間で重さ3kgにまで成長します。
胎盤は母体において、酸素や栄養分を胎児に与えるだけではありません。
器官の働きが確立していない胎児に代わって、肝臓や腎臓、肺臓の役目など、数多くの働きをします。
その主な働きをまとめると次のようになります。
- 呼吸・排泄作用
- 免疫・解毒作用
- 胎児は成人が備えている病原菌に対する免疫機能を備えておらず、病原菌や異物が進入してきた場合、 胎盤が胎児に代わってそれらの侵入を阻止します。
また、胎盤は同じように異物を解毒する機能も備えています。
素晴らしい役目する胎盤(プラセンタ)ですが、その驚異的な働きをもう一つ紹介します。
もし、仮に胎児がさらに一年、胎盤の中にお世話になった場合、胎児は、富士山くらいの大きさまで成長すると言われています。
さらに一年間、胎児が胎盤の中で同じように細胞分裂を繰り返した場合、わずか3kgの胎児が富士山くらいに大きさまで成長するのです。
わずか、一年間でこれほど成長させる機能を備えるものがほかにあるでしょうか。
このような機能も含め、胎盤(プラセンタ)が素晴らしい組織である事はお分かりいただけたかと思います。
そしてこのプラセンタの様々な働きを失わせる事なく抽出したものがプラセンタエキスです。
たんぱく質・脂質・糖質などの三大栄養素はもちろんのこと、各種のビタミン・ミネラル・酵素などがバランスよく豊富に含まれています。
詳しく調べてみると、出産後にすべての哺乳類動物が本能的に自分の胎盤を食べることがしっかりと理解できます。
2009/12/14